パステルアートってご存知ですか?
お子さまから年配の方まで簡単に誰でも描けるということでパステルはとても人気があります。またそれがいまや海外でも大ブームなんです!
まだご存じない方や、「聞いたことはあるけど…」という方のために、今日はパステルアートについて基本的なことを書いてみたいと思います。

パステルとは?

色がたくさん並んでいるだけで、見てるとウットリ楽しい。

パステルアートは、パステルという固いチョークのような画材を使って描きます。

↑これはヌーベル社製のハードパステルです。

↓私は最近は、ゴンドラのソフトパステル242色が気に入っています。いろいろな色や使い心地を試したいので、たまに新しいものを購入します(講座の時はもちろん受講者さまにも使っていただけます)
パステル自体は世界中の多くの国にあります。ただ、日本のように指やコットンを多用したり、「型」を使って消していったりする手法は日本独自のものです。

パステルアートの描き方は

パステルはカッターや網などで削って使います。
そしてこのパウダーを指やコットンで紙に塗り込んでいくのです。

パステルを描いている手順をお見せします

1. カッターで削ります。お子様や力の弱い方は、網や茶こしで削ってもOKです。

2. 指で塗っていきます。
筆やペンを使わず、ダイナミックに紙に塗っていけるところも楽しいです。

3. 違う色も削ってみましょう。

4. 色が混ざり合うので、きれいなグラデーションも描けます。
色を塗るだけでも、とっても楽しくて癒されるのです。

5. そしてなんと!消しゴム(写真は練り消し)を使って消すことができます。

6. テンプレートや型を使うといろんな形を表現することができますね。

7. 花びらを3枚、消して描いてみました。

いかがでしたか?簡単でしょう?
塗って、型を使って消すだけでいろいろな表現ができるのがパステルアートです。
型は自由に切り抜いて作ったりもします。

奥は深いですが、色に触れて癒され、作品ができあがることで歓びがあふれる。
そんなアートなのです(^ ^)。

あなたも体験してみませんか?