今日はリリース以後、初めてのグラデーションレッスンをオンラインで開講しました。
パステルで描くグラデーションレッスン
パステルはグラデーションが美しく表現できる画材です。
塗りでできるグラデーション、消しでできるグラデーションがあります。プチ色彩学の座学を加え、そんな学びと実技ができるレッスンを考案しました。
ベーシックレッスンでの基礎を元にしていますので、ベーシックレッスン受講者対象となっています。
さっそくリクエストをいただき、今日はおふたりの方とオンラインでレッスンでした。
1.プチ色彩学
始まりは、プチ色彩学の座学から。
色は身近な存在ですから、自然と身について知っていることもあるかもしれません。でもそれを理論で裏付けることで、自信を持って思うとおりの色を表現できるようになります。
1枚目~マイカラーで塗る
色に対しては、どうしても好き嫌いがありますよね。「好き」にも「苦手」にも、触れて表現してみる。
一枚目はたくさんの色を使って塗り描いてみます。
↑もうすでに素敵なパステルをたくさん描かれている広島のコスモアーティスト景子さん。
↑なにかが浮かんで見えてくるようですね。大阪のMさん。
↑私。それぞれの色の個性はマネできませんね、その人にしか出せない色です。
用紙をなぜ斜めに区切ったかというと、陰陽風にしたかったのです。
好きも嫌いも、得意も苦手も、光と影。すべてあなたです。
2枚目~4つのグラデーション
ここでは塗り方を見ていただきます。
色には仲良しの組み合わせと、仲介をいれるといい組み合わせがあります。色彩学のなかで学んだことに基づき、塗っていきます。色の濁りは深みがでてよい時もありますが、出したくないときには避けることももちろんできます。
途中でさまざまに変化しながら、最後はこんな感じでしあがります。
↑景子さん。
↑Mさん。
↑私はふた通りの違いを説明しながら塗るので、倍の数を塗っています。
3枚目~オーロラを描く
パステルの資格を持っている方は、オーロラを描いたことがあるかもしれません。
オーロラを描く中で、色の塗りと重ね、また消すことで表現できるグラデーションが存在します。カーテンが翻るような表現は少し難しく感じるかもしれませんが、みなさまとてもきれいにできました。
↑オーロラを描くことを楽しみにしてくださった景子さん♪
↑Mさんのオーロラはすごく優しい雰囲気ですね~♪
↑私。
いかがでしたでしょうか?
受講してくださった景子さんがさっそく嬉しいご感想をくださいましたのでご紹介させていただきます。
今日は、グラデーション講座を受講させて戴きありがとうございました。
色について、正式に習ったことが無かったので興味深く聴くことが出来ました。
パソコンで明度とか彩度とか見かけるのですが違いがイマイチ分らなかったのをわかりやすく教えて戴き、スッキリでした。また、色を濁らせず塗る方法は、これからとても役に立つと感じています。
待望のオーロラのレッスンはとても楽しかったです。以前、オーロラの写真を見ながら、描こうとしましたが君枝さんのように、オーロラを分析(笑)出来て無くて君枝さんのオーロラ分析は、なるほど~とうなることが多かったです。実際にオーロラを描かせて戴きこれから宇宙を描くためにいっぱい参考になることがありました。
君枝さんの色を入れ方を見ているととても優しくて日頃からグラデーションを活かした目線で塗られているんだなぁと感じ、わたしも使えるタイミングで取り入れて行こうと思います。
ベーシックに続き、グラデーションを受講させて戴きました。ベーシックを受講したからこそ 分る内容もありました。ステキな学びをありがとうございました。
ブログにも感想を書いてくださったので、ぜひ景子さんのブログもご覧くださいね。
たった半年で宇宙博覧会に招かれたコスモアーティスト景子さんのブログはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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