エレガントバタフライのテンプレートを使い、24センチ角くらいの大き目の絵を描いてみました。
インスタに投稿しようとして、せっかくなので大きく見てもらいたいと思い…
「グリッド投稿」してみました。グリッド投稿とは一枚の絵を3つや6つや9つ(インスタは横3列に並ぶので3の倍数)に分割して投稿するのです。インスタの画面はこんな感じになります。
9つに分かれたので、それそれ1枚の絵に「バタフライに関する短いエピソード」をつけました。
バタフライについて/その1
蝶は女性や花とよくにあう、私の好きなモチーフです。そんな蝶について調べてみました。蝶は世界中にたくさんいますが、その国や宗教でいろいろな意味があるのですね。サナギの時期を経て、美しい蝶が自由に羽ばたく姿は古今東西を問わず愛されているようです。
ちなみに「花言葉」のように蝶の種類によって「蝶言葉」というのもあるようですよ。検索してみてね。
バタフライについて/その2
蝶は仏教では魂を極楽浄土へ運ぶ生き物といわれ、神様からのメッセンジャーとも言われています。
吉祥文様としても使われ、家紋に使うところもありますね。
バタフライについて/その3
ギリシャ神話のプシュケという女神の名前は「呼吸、生命、魂、そして蝶」を意味しています。彼女はもとは人間でしたが、さまざまな難題を乗り越え、エロスと結ばれ神の仲間入りをします。そんなプシュケは背中に蝶の羽根がある姿で描かれているのです。
バタフライについて/その4
中国では蝶は「美」や「歓び」「生まれ変わり」の意味があり、おめでたい時に使われるモチーフです。
風水では美容、恋愛、つがいで飛ぶ蝶の姿は円満なパートナーシップのイメージがあるそうです。
バタフライについて/その5
インディアンの伝承では、「蝶に願い事を話すと神様に伝えてもらえる」という言い伝えがあるそうです。いわば神様へのメッセンジャーですね。力強く羽ばたく姿から、「生命力」「エネルギー」の意味も。
バタフライについて/その6
動けない固いサナギから孵化し、羽ばたくために「死と再生」という意味があります。また、夜の蝶は不吉で死を運んでくるという話もありますが、それはじつは蛾のことだった?らしく、そこには誤解もあったようですね。
バタフライについて/その7
生きているとうまくいかないこともあります。もがき苦しむことも。
サナギはその殻のなかでいったんドロドロの液体になり、羽ばたくための体を「再構築」していくそうです。時間をかけて殻を破るその姿はまるでもがき苦しんでいるように見えるかもしれません。でもそれは蝶が美しく羽ばたくための準備の時間なのです。この時に人間が手助けをしてしまっては、蝶は孵化に失敗します。苦しい時期をも自分で経験することが美しく羽ばたく秘訣なのかもしれません。
蝶には「解放」「自由」という意味もあります。
バタフライについて/その8
私たちの人生もまさにそうだなぁと思うのです。悩みや苦しいことがあっても開けない夜はない。
つらい時があっても、それは次のステップへいくための通過点なのです。
美しい蝶を見ると、何かを乗り超えた夜明けに旅立つハッピーモチーフだなと思います。
バタフライについて/その9
「中国で蝶がはばたけば、ニューヨークで竜巻が起こる」という話を聞いたことがあるでしょうか?
(本当はブラジルとテキサスみたいですが、私が聞いたのは中国とNYだったような)。
力学やカオス理論にまつわるこの発表は「バタフライ効果」と呼ばれています。どんな些細な動きや変化はでも、結果には大きな違いを出すということです。
まさに!パステルで描くこのバタフライが、あなたの心にハッピーな「バタフライ効果」を起こしますように…♪
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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